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秋の彩り

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今日で9月も終わりです。
ここ数日はこれまでの残暑がウソのように涼しく、急に秋めいてきましたね。

秋は私が大好きな季節です。
空気も澄み、動から静へ移りゆく季節の中で鮮やかに色づく山々。日本の季節の美しさを一番感じられる時期です。
紋にも様々な秋の草花が登場します。桔梗やススキ、菊、銀杏や紅葉。春の花よりも大人しく、静かでどこか物悲しい小さな草花。
そんな静かに咲く草花をも美しい紋にしてしまう当時の人々はやっぱり「粋」だなと感じます。紋のモチーフとしては、華やかな春の花々よりも秋の花の方が多く使われているほどです。

秋の夜長、そんな小さな秋の草花のモチーフで、何かを作ってみてはいかがでしょう。
私も何か作ってみます。出来たらまたお知らせしますね。

写真の紋は八重桔梗(やえぎきょう):右上、五ツ紅葉(いつつもみじ):下、三ツ軸銀杏(みつじくいちょう):左上・・・です。
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by hananana7s | 2008-09-30 17:27 | 植物モチーフの紋

水無月

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六月になりました。
最近よく雨が降るなァと思っていたら、いつの間にか「梅雨入り」してました。
「梅雨」って、以前は嫌いな季節でした。雨は降るし洗濯物は乾かないし、蒸し暑かったり肌寒かったり。
でも最近ではそう悪くないなと思います。
雨に濡れるアジサイも美しく、雨の音を聞きながら読書をしたり掃除をしたり。雨上がりのキラキラした景色も新鮮に感じれます。

ところで、六月のことを「水無月(みなづき)」ともいいますが、同じ名前の和菓子があることをご存じですか?
三角形の白いお餅に小豆を乗せたお菓子です。
このお菓子、そもそも正式には6月30日の一日に限って食べられるための和菓子なんです。
その昔、一年の折り返し点であるその日には各地の神社で「夏越の祓」という、暑い夏を元気で乗り切れるよう願いを込めた神事が行われていました。平安時代の貴族たちは、この日に氷を食べて暑気を払っていました。でも昔は今のように冷凍庫などはありません。氷は高級品で一般の人々には手の届かないモノでした。
そこで、氷にみたてた和菓子を作り、それを食べて邪気をはらっていたそうです。
なのでこの「水無月」三角の形は氷を模したもの、上に乗っている小豆は悪魔払いの意味があります。

私も早速、近所のお気に入りの和菓子屋さんに買いに行きました。
そのお店の方が「今年から「水無月」に参加します。」と言われてました。聞くところによると、所属する和菓子協会なるところに参加意思を示して、いろいろな条件その他をクリアしなければいけないらしく、勝手に作れるわけではないそうです。
水無月といえば三角・・・なはずなんですが、なぜかここの水無月は四角。三角に切って食べようかとも思いましたが、せっかく和菓子屋さんが一生懸命作ってくれたんだし、そのまま。
せっかくなので懐紙に紋切りの「花杜若」をあしらって、雰囲気も一緒にいただきま~す。
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by hananana7s | 2008-06-03 13:34 | 紋のある生活

光と影

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昨日の晩から雨が降り出し、今日は雨はやんでますけど空も暗くてな~んか気分がパッとしません。
気分転換に、部屋のちょっとしたアクセントにと思い作ってみました。

紋のモチーフを半分に折って、型紙にして厚紙を切っていくだけ。周りは切り離さないで残しておきます(丸に蔓三ツふくべ)。右側のもの(花杜若)は、左右を少し切り残してモチーフを前に折り返してみました。

部屋の照明でも十分陰影ができて何だかいい感じ。
写真立てと一緒に並べてみてもいいし、違った色の紙を重ねてカードにしてもいいですよ。玄関に置いてみても風情があって素敵です。

私は反対に折って、部屋に置いている芳香剤を隠すのに使ってみました。
最近いろいろな消臭剤や芳香剤がでてるでしょ?でもフォルム的に“どうだろう?”ってのもあります。そんな芳香剤の前にたててみたら、ちょうど隠れるし透かし彫りみたいで芳香剤の効き目も邪魔しないし。
紋を変えるだけで季節感も出ます。なかなかお勧めですよ。
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by hananana7s | 2008-05-29 14:13 | 紋のある生活

思い出を飾ろう

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ふと気付けばもう四月も終わり。はやくもゴールデンウィークに入ってしまっていました。
今年の大型連休(カレンダーではさほど大型ではないんですが)、思いっきり休める人は11連休だとか!ちなみに我が家はカレンダー通りなんで5/3~5/6の4連休ですが。
天気も比較的良好なゴールデンウィーク、皆さんはどうお過ごしでしょう。

連休で出かけたりすると、大量の写真を撮りますよね。いまやデジカメなのもあり、もうバシバシ。
撮ったはいいが、その後の写真の整理も大変です(・・・我が家ではパソコンに入ったままの膨大なデジカメ画像が・・・)。
この連休、いっそ写真の整理にあてようかなとも考えてるんだけど、お子たちが許してくれそうもない。

せっかく撮った写真、タイムリーなうちにちょっと飾れたらいいですよね。
で、紋を入れた簡単な写真ボードを作ってみました。紋を色々変えてみたら、季節感も出ていいと思います。

【作り方】
①適当な大きさの段ボールに黒い画用紙を貼る。
②季節にあったものや気に入った紋を貼る(写真は「つるかたばみ」)。
③写真やポストカードをピンやテープで張り付ける。(ベースが段ボールなのでピンを刺しても大丈夫。写真などに穴を開けたくないならメンディングテープがオススメです)

これだけです。
あとはこのボードを壁に掛けたり立て掛けたり。もちろんちゃんとフレーム買ってきて中に黒い台紙として入れてもいいです。
あくまで一番お金のかからない、一番簡単な方法です。

このボード、メモなどを貼っておくボードとしても使えます。
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by hananana7s | 2008-04-30 12:37 | 紋のある生活

菱もち

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もう2月も後半です。早いですねえ、やっと正月が終わったかと思っていたのにもうすぐ3月(と・・・歳?)。
3月といえば、「ひなまつり」ですね。
最近なんだか「ひなまつり」って以前よりよく取り上げられられてますよね?日本文化の見直し?和風テイストブーム?懐古主義かも。
「ひなまつり」だったらやっぱり桃の花!と思っ・・・・たんですが、ないんですよね、桃の花の紋。梅とか桜はさまざまな紋があるんですが、桃は「桃の実」の紋。
なので今回は「菱餅」を取り上げてみました。
ちょっと気になっていたんです。なぜひな祭りにひし形の三色のお餅を飾るのか。

菱餅をひな壇に飾るようになったのは、江戸時代のころから。菱形は水草の菱の葉をかたどったもので、葉っぱの先が尖っているので魔よけの意味があるらしいです。
三色の色にも意味があります。白は子孫繁栄、赤は魔よけ、緑は萌える大地の活力をいただく。子どもの健やかな成長と幸福を願ったものなんですね。

今日の紋は「角宝(かくたから)結び」です。
この紋は「結び目」のかたちなんですが、結び目にも「魔よけ」の意味があるらしく、形も菱形なので・・・。
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by hananana7s | 2008-02-25 11:38 | 植物モチーフの紋

道端に咲く小さなハート

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2月14日。今日はバレンタインデーですね。
店頭には様々な美しく美味しいチョコレートが並んでいます。最近ではこの時期限定のチョコレートを「自分チョコ」として買って行く女性も多いそうですね。

大好きな男性(女性)、お世話になっている方、または自分に・・・「ありがとう」を込めてプレゼントを送るのはとてもステキなことですよね。

この日にちなんだ紋モチーフを・・・と探してみたんですが、なかなかイイのが見つからない。
そこで目にとまったハート型。

「片喰(かたばみ)」という植物の葉っぱのモチーフなんですが、ハートが三つのかわいい紋でしょう?どこにでも生えている、クローバーに似た葉の雑草です。
花言葉は「輝く心」。

道端に咲く雑草も、こんなにきれいな紋にしてしまう・・・日本人のセンスってすごい。
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by hananana7s | 2008-02-14 06:16 | 植物モチーフの紋

型紙:梅

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前々回の紋の型紙をアップしていませんでした。
左:かげ八重梅(5つ折)と右:日向爪形光琳梅(2つ折)。

私が住んでいる福岡には、梅で有名な「大宰府天満宮」があります。
ここは学問の神として菅原道真公が祭られていますが、その昔、道真公はいわば左遷されて都からこの地に来ました。彼は梅が好きで、都(京都)の屋敷には見事な梅の木がありました。
都を離れる折、その梅を歌に詠みました。

~東風(こち)吹かばにおいおこせよ梅の花あるじなしとて春なわすれそ~

主人を慕う梅の木は、一夜にして主人のいる大宰府に飛来したと言われています。
その梅が、いまの大宰府天満宮の御伸木「飛梅」だということです。
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by hananana7s | 2008-02-08 14:11 | 植物モチーフの紋

春を待つ~梅の花の紋

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最近、ずいぶん寒い日が続きますね。今までが暖かすぎたのかもしれませんが・・・それにしても寒い。
でも今日、植物園の通り道に梅の花が咲いているのを見つけました。小さな春の足音をそっと教えてくれているようでした。

1200年以上前、最初は薬として中国から伝わった梅の花。平安貴族に好まれ、当時は花見といえば桜ではなく梅だったそうです。

紋にも多くの梅の花が登場します。その中で今回紹介するのは「かげ八重(やえ)梅」:左と「日向爪形光琳梅(ひゅうがつめがたこうりんううめ)」:右です。シンプルだけど、なんだか暖かい紋ですよね。
右の「日向爪形光琳梅」の“光琳”とは、かの有名な尾形光琳です。でも、この図案を彼が作ったというわけではありません。彼の画法の影響を受けた絵師が作った「“光琳好み”のデザイン」という意味だそうです。
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by hananana7s | 2008-01-27 23:42 | 植物モチーフの紋