・・・サボってしまいました・・・かなり・・・スイマセン。 今回は~・・・と季節の植物とかいろいろ考えましたが、ちょっと趣を変えて「ものづくし」でいってみました。 紋にはこんな「日常のモノ」をモチーフとしたものも数多くあります。(左から「三ツ重ね盃」「丸に一ツはさみ」「堤盤(ちょうばん:開き扉などのつなぎ目の金具、蝶番」) 実際、家紋をはじめ紋のモチーフとして多く使われているのが植物と道具。植物は桜をはじめ梅や菊、橘、南天にかたばみ・・・まあ、全体的に大人しいというか地味なものが多いようです。また道具でも、ハサミや枡、扇。さらに釜敷きや鐶(かん:箪笥の引き手)まであります。 こうして見ていくと、いかに日本人が小さいもの、目立たないものを愛しみ、大切にしていたかということがわかります。 ヨーロッパなどの家紋などに登場するような勇ましい、ライオンや鷹などのおおきな動物やきらびやかな文様は見られません。 この、手の中に入るような小さなモノへの愛情やそれをシンプルなデザインの紋にする粋は、日本人にしかない細やかさや風情につながっているのだと思います。
by hananana7s
| 2008-05-28 13:53
| モノの紋
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